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「先輩と私」 女の子に生まれ変わっても女の子が好き
「レズビアン」に憧れる目線での、レズAVレビューとコラム
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私のレズ作品に求めるもの 1
 私がレズ作品を見るようになってもう20年以上になります。私と同世代の方々にとりましても今の現状はレズ作品も出ない月はないという嬉しい状況は共感するものだと思います。
 
 レズ作品が多く出るようになり、それぞれのフェチ的好みに応じて取捨選択の幅も広がりましたが、最近私達の息子と言っても良いくらい(悲しいながら私はまだ独身です(;´_`;))の若い方達にとりましてはレズ作品があるのが当たり前であり、レズ作品に対する要求も、よりハードなもの、よりエロなものというようにハードルの高いものが多くなったように感じています。

 「レズビアン」のAVそのもののファンだけでなく、「男が出てくるAVが見たくない」とか、「女だけ二人以上のエッチを見る事が出来るのでお得だ」とお考えになる方々をも対象として捉えた作品も多くなったように思います。つまり、レズ作品を見る多くの方々にとっては「レズビアン」の女性のエッチが見たいというのではなく、「レズビアン」そのものに対しては興味はなく、「女性同士の絡みが見たい」というお考えでご覧になる方がほとんどなのだと思います。

 しかし、私の場合はただ単に「男の出ない女性だけの絡み」が見たいというのではなく、「レズビアン」のエッチが見たいと思って「レズ作品」を見ています。
 ですから、もちろん出演者の女性は本当の「レズビアン」ではないということは承知していますが、例え、フェイクであっても、出演者の女性に対しては「絡み相手は女性にしか興味はない」というのであって欲しいと思っています。
 男そのものを感じさせるバイブ、ディルドーの挿入はもちろん不必要ですし、よくある双頭バイブを二人でナメ合うなんていうのは私の中ではあり得ません。とにかくそういうものは一切出して欲しくはないのが本音です。
 私の興味の主要であるロリ系、女子校生作品であれば尚更、「男性との経験は全く無し」というのが前提であって欲しいと思っていますのでバイブやディルドーの挿入なんていうのは言語道断です。

 私の考える、レズ作品に求めるものとして概ね以下の事項が挙げられます。
 
 ?相手を女性として愛する気持ち
 ?まず、相手を気持ちよくさせたい、そして自分も気持ちよくなりたい
 ?女体同士が絡み合う美しさ、エロチシズム
 ?画面を通して、気持ち良さ、臨場感(出演者の息づかいなど)が伝わってくるか?

 これが全て備わっている作品に私は魅力を感じます。
 それぞれについて、道具についてはもう一度 あらためて語ってみたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
コメント
この記事へのコメント
自分よりも相当若い(?)世代の方たちは、おそらくAVを見る年齢になってからレズというのも「あって当たり前」の状況から入ってきたのかもしれません。

私も多くの面でずれずれさんと共通するレズに対する理想を抱いていると思いますが、それは同世代という理由ではなく(レズで苦労した経験は共有してますけど)、深層心理におけるレズに対する憧れであると推察しております。

ただ、「えげつないのが好き」とか「ペニバン、双頭バイブが好き」とか「ふたなりも許容範囲」という同世代の方々もいらっしゃいまして、こう書いては失礼ですが、その方たちも「男が出てくるAVが見たくない」とか、「女だけ二人以上のエッチを見る事が出来るのでお得だ」という感性とみなしておりますし、必ずしも同世代の方々がレズのピュアリストとは思えないですし、この点では世代を問わず共通した傾向だと思えたりします。

おっしゃるように、最近のAVはジャンルも細分化されているのですが、いかんせん、AVは刹那的な娯楽を提供するメディアのようで、発足して20年以上経過しているのに、基本的な部分では成熟しない業界に思えます。特にレズになると、どの商品も内容に大差が無く、個人的に「これだ!」と思える良心的な作品でも、キワモノ度(実はこれがAVの大きな話題性でもあります)が無いから歴史の隅に埋もれてしまうという現象もあります。

レズではないですが、あの加藤鷹氏ですら週刊誌のコラムで、意味不明な路線に走るAVについて「これってエロか?」とか「こんなことやってるからAV業界はバカって言われるんだよ!」って苦言を呈しています。たまに女性監督が登場して「女性だからわかる」みたいな売りのレズがたまにリリースされますが、いかんせん、その女性監督の個人的な自己満足としか思えない、つまり商業作品としてのクオリティに達してないレズも多くて、男女を問わず安心できるような作り手も少ないのですよね。正直、女性監督のレズは避けています。

ずれずれさんが挙げられるレズものに対する条件もスタッフと女優のポテンシャルと意気込みが「偶然」に化学反応を起こした際に表現できる現象なのかな・・・という気がします。

③と④は、監督とカメラマンが日ごろから女性を官能的に撮る構図を研究しているかに依存するでしょうね。もちろん、照明具合も重要ですし、スタッフも研究材料としてAVしか見てないようでは足りないです。プロのカメラマンが撮ったグラビア(映像技術という意味でAVはまだまだアマチュアです)なども参考にしていただきたいです。①と②は、監督(または脚本)と女優さんがレズを表現するうえでの意思の疎通が鍵になると思います。レズ経験不足の女優さんだったり、監督が女優さんのアドリブにおまかせのパターンですと困っちゃいます。
2008/05/31(土) 08:31:38 | URL | 禁色 #Y8OzGqrU[ 編集]
コメント遅れまして申し訳ございません。 禁色さんとのコメント欄でのやりとり、他の方はご覧になっておられないだろうなと思っておりましたが、新参者さんもご覧になっておられるという事で安心しました。禁色さんとの会話で有意義であると思われる私の考えが述べられている事が多いですので禁色さんと私の間でしかわかり合えないのではないかという不安がありましたが。

「レズのピュアリスト」について、奇しくもドグマから「Lの世界へいらっしゃい」という作品が出ましたが禁色さんはご覧になられましたでしょうか?
 この作品についてはHanaさんのところでU&Kさんの、同様に「L」のつく作品のところのコメント欄でコメントさせていただきましたが、まさしくこの作品を見て感動できるかどうかでレズ作品に対するその人の捉え方を見極める事のできるのではなかったかと思います。Hanaさんもレビューされていますが、ビアンの方にも共感を得られた作品だったようで、この私も今のところの今年一番、いや、昨年を通じても一番なのではないかと感じました。
おそらく、レズ作品にエロしか見いだせない、ただ、女性同士のエッチが見たいだけの方にとりましては、あまり芳しくない評価の作品かもしれませんが、私はレズの心理的部分だけでなくエロ部分でも高評価な作品でした。
 しかしながらこの作品を見て批判される方も、なにか高級四川料理店に食事に行って店の方に「なんで辛いねん」と文句言っている客みたいに思ってしまいますね。この作品はこういうコンセプトで出ている作品であり、二村ヒトシ監督作品にはこういった作品も多く、初めからエロのみを目的に見る作品ではないことは四川料理というものがどういうものであるか知らないと同様、無知な人ならともかく、事前情報も簡単に得る事の出来る現在に於いて理解し難く思ってしまいます。

 女性監督の作品に良いものがないということですが、おそらく、私の考えではその多くの女性監督は女性でありながらも心理的には男性部分を多く持つ方ではないかと考えています。男性的視点で監督しているという。もし、真に女性として女性しか愛せないというビアンの監督が出てくれば私達の期待する作品も出るのではないでしょうか?

 二村ヒトシ監督はおそらく私達にかなり近いものを持っておられる方でしょうから今回のような作品も作る事が出来るのだと思います。
2008/06/04(水) 00:14:19 | URL | ずれずれ #-[ 編集]
禁色さんの挙げてくださった加藤鷹氏の記事、私も目にしました。 
 過去、AV監督の大御所、代々木忠監督作品で「男も射精無しでオーガズムに達する事が出来るか」という試みにも参加され、赤ん坊のようになって失神したという経験をされた(当作品自体は見ませんでしたが、ある女性同士の絡みのあるアテナ映像社作品中の作品紹介で男優が泣きじゃくっているシーンを見たので印象に残っています)からこそ、その言葉を発する資格もあるのでしょう。
 
 レズ作品が少なかった時代を私達が通ってきたからこそ女性同士の絡みが一部でもある作品を見てきたため、その中からそういった実験的なAVにも触れる事が出来たのに比べて今のレズ作品そのもの(レズ作品といわれている作品が真にレズ作品と言えるかは非常に疑問ですが)しかご覧にならない方々には作品自体に直接的なエロしか見いだせない感性しか育つ事が出来ないかもしれないことの不幸を加藤さんも述べておられます。。

 この加藤鷹さんはAV男優のベテランとして、またあまりにもAV男優としてトップに君臨されているため、彼に対して批判的な方も多いでしょうが、私はAV業界、内部事情、女性の性の実態をよく知る彼の意見は参考になると思います。幻冬舎から出版されている彼の著書「エリートセックス」が新書版が出ていましたので私も読んでみましたが、レズビアンのセックスに対しても参考になるのではないかと思いました。

 まだまだこの著書の話題で恐縮ですが、その中で、「僕は女性をイカせられると思った事は一度も思った事はない。女性を簡単にイカせることなんて出来ないんだ・・・」と語っておられます。ノンケの女性が多いAVで、男女間でさえこうなのですから同性同士のエッチなど推して知るべしでしょう。このことから同じ女性のテクニックだけでイカせることは困難でしょうし、道具を使用する作品が多いのもうなずけます。派手に喘ぎ、見た目派手にイカせることが命題のAVではバイブの挿入や電マを使用すれば、精神的感情移入の困難なレズのエッチでも比較的苦労せずにイカせる事ができるのではないかと思います。
 加藤鷹さんが証明されたように身体だけではなく、心でイクことも重要な要素であり、特にレズではそれが大きく支配していると思われます。ですから無理矢理身体でイカすということになると道具に頼るのが近道であり、道具なしで心でイク事が出来た時には素晴らしい私の望むべく作品になると思うのです。
2008/06/04(水) 00:30:14 | URL | ずれずれ #-[ 編集]
新しい方もご覧になられていると思うと、自分としては気恥ずかしい気もします。
「Lの世界へいらっしゃい」は、まだ拝見しておりません。もちろん、見てみないと何とも言えませんけど、
ここ数年来の二村さんは、ふたなりモノばかり連作しており、たまにレズでも剣道の面着用や、女優に女性器を大声で連呼させたりで、「一体どうしたんだ?この人」と思わせる傾向が続いたので、この点で二の足を踏んでいる点は大きいです。そこまで好評価なら見てみたい気はするのですが、目下のところはレンタルか個室ビデオで拝見してから購入を決めようかと思っております。

男性ホルモンと女性ホルモンは、性別を問わず人間の身体に存在しているもので、そのホルモンの比率が男女で違うわけですが、性ホルモンの比率は人間の感性や思考にも大きく影響すると読んだことがあります。女性になりたくて女性ホルモンを長く投与している男性はそうらしいですよ。
性ホルモンというのは比喩ですけど、つまり女性だからといって、必ずしも女性的感性を有しているとは
限らないのではないか?と常々考えております。その意味では男性的部分が作用しているという推測もうなずけます。また、ビアンたちのアイデンティも千差万別であり、女性が女性を恋愛対象として認識するレズビアンということは共通するものの、潜在的または半ば意識的に男性化願望を持つビアンの人もいますからね。

ただ、監督として重要なのは、女性的部分のレズ感性は言うまでもありませんが、プラス、映像作家としての努力だと思います。芸術家は自身の感性を作品に投影する技術を持っているから芸術家なわけですし・・・ずれずれさん、音楽がご趣味ですからわかりますよね。
外国で映画(レズの)や写真の分野で綺麗な絵をクリエイトするビアンの作家は多いですよ。
YOUTUBEで見られるレズでも、女性が演出していると思われる繊細で相手をいたわるような愛撫が見られます。私は全体的に外国物が好きではないのですが、たまに目を見張るようなレズがあったりして、その点、外国は懐が広いなと感心することはあります。こうゆうの日本人でやってくれたら言うことないんだけどなと思えるレズが。

レズ好きとしてベタではありますが、男性が登場する映像は性対象として認知できませんので、
加藤鷹さんが出演するAV映像は一切見たことありません。ですが、加藤鷹さんのエッセイは読み応えがあって(以前はラーメンネタもありました)、他人を楽しませる才能のある人だなと思っています。「僕は女性をイカせられると思った事は一度も思った事はない。女性を簡単にイカせることなんて出来ないんだ・・・」のコメントは含蓄があり考えさせる面が多いですね。
女性は(男性もそうだと思ってます)、肉体の接触や摩擦だけではなく、精神的にも充足しないと快楽を得ることはないでしょうね。「レイプでも女性はイク」なんて真顔で考える人なんか、女性、というか他人様に対する理解があまりにも欠落しているわけでして・・・

レズの性愛に道具使用なんて無粋極まりないのですが、特に電マなんて無理矢理感が強いですね。あれで本当にイってるのか非常に疑わしいものがあります。相手をイカせる愛撫も責め手と受け手の阿吽の呼吸で成立するわけですから、どのAVも同じことやってること自体が、結果的にリアリティを放棄していますね。ちょっと矛盾いたしますけど、嘘でもいいからレズとしてのリアリティに心を砕いていただきたいものです。
2008/06/05(木) 00:57:43 | URL | 禁色 #Y8OzGqrU[ 編集]
セックスと精神面という観点でいえば、私なんか男性ですけど精神的に充足しなければ、性的興奮の第一段階にすら至りません(海綿体に血液が・・・という意味です)。でも、多くの男性の方々はその辺りの精神と肉体のベクトルが分離して当たり前なのかなぁ?と思うときもあります。
たとえば、嫌がる女性を陵辱するレイプものなんかですね。で、こういった人たちは、仮に好きでもない女性に手コキとかされてOKなのか疑問に感じます。それで、こういった感覚で作られたレズってどうよ?ってことであり、その象徴のとしても道具はイヤですねぇ。

余談ですが、相手を慈しむのは当然のことですけど、この場合はいろいろなパターンがあってもいいかなとも思ってます。見たままの「慈しむ」好意も愛情表現ですし、好きだから意地悪したくなるのも愛情表現で、彼女の意地悪なところが好き(こういった願望を持つ女性は少なくないと思います)のも愛情に該当します。もちろん、ちょっと意地悪な関係であっても自分本位(これだとレイプと変わりません)ではなく相手の要望に応えるという思いやりがあって成立することですが。

たしかにビアンでもなく、それに恋愛対象は「絶対」男性であっても、同性同士で手をつないだりイチャイチャしてるように見みえる女の子はいますけど、だから同性同士のセックスにも抵抗が無いというわけではないでしょうね、軽いノリでキスまでは出来る人もいますけど。まして、ストレートの男性同士だったら肉体的スキンシップは握手までですよねぇ・・・いくら親友でも。
そういえば思い出しました。以前の知人で「自称S」なんですけど、彼が「女はバイブ入れりゃいいんですよ」なんてほざいていて、二言目には「バイブ、バイブ」うるさいのなんの。まあ百歩譲って彼がモテモテだったら「そんなもんかね?」と思ったかもしれませんが、彼女いない暦=実年齢な人間だったので「自分で言ってて恥ずかしくないのかい?」って冷ややかに見てました。AV製作者もこんな妄想でレズ作られてるんだったら勘弁です。
私も、男女セックスでは見られない繊細な性愛こそレズで表現すべき・・・否、それでなければレズとは思えないのです。とはいえ、AVは虚構の性を第三者に見せる媒体だと割り切ってますし、私はいくらか倒錯的な娯楽性が無いと辛いです。同性愛でも異性愛でもセックスは愛情確認だけでなく快楽を求める娯楽であると考えておりますので。ですが、娯楽性を一般的なAV的手法として描かれると、レズを堪能した気分になれません。「これだったら自分のやってきた事の方がレズっぽいよ」とさえ思います。暴論ですが本音ですね。

私の趣味はギターなので、自分が弾くときも人様が弾くときも指先は真っ先に気にします。というか、足で踏んで音色を変えるエフェクターにもテクニックがあるので、プレイヤーの足元にも注意です。
上手い人は指捌きが綺麗なのです。そんなわけで?「レズならでは」と思える指使いは表現してほしいものですが、私は爪、唇、舌、その他の体を使った愛撫も含みます。
正直、愛撫というのは受け手の好みによって千差万別なので何が正統とは決められませんけど、男性の愛撫とは違った手法は必須です。この場合、実際に有効なテクニックかは度外視して、気持ちよさそうに見ないと意味がありませんが。

ちなみにですけど、私はスポーツ観賞全般に一切関心の無い人間ですから(そういった意味ではF-1も該当します)、スポーツの試合はたまたまテレビでダラ見するくらいですから、私がプロレスファンではない、というのはスポーツのこと分かりませんけど・・・という意味です。
まあ、例えばサッカーが好きな人、野球が好きな人はそれぞれ別のジャンルのスポーツに関心が薄いようでして、ずれずれさんにとってのプロレスの選択もそういったニュアンスかなと思った次第でした。
つまり、他のスポーツには無い魅力がプロレスにある・・・という拘りのニュアンスで。

そうそう、私も密着が無いとイヤですねぇ。私の場合は、そこに相当拘りを持ってますので、道具を使わなくても、お互いの上半身に空間が生じている体勢に愛情が感じられない気がしますよ。
まあ、クンニは例外ですけど。そういった意味もあり性器と足しか密着してない貝合わせ(というか松葉崩しの体勢)は好きじゃありません。あの体勢じゃキスできないし、何か言ってもお互いの顔に距離があるから愛情度合いは低い気がします。貝合わせでの正常位の体勢なら、上半身も密着しているしお互いの顔も近いから、何かしらの台詞を言ってもダイレクトに相手に伝わりますし、唇、頬、首、耳にキスもできるし、相手の吐息が感じられて、相手の乱れた髪の毛が自分の顔に触れるのもエロい雰囲気を盛り立ててくれますよ。あと、ハンドバイブや手マンで、膣をかき回してるだけで、顔も上半身も離れてるポーズがありますが、風俗のやる気無い手コキじゃないんだからさぁってのがありまして、こうゆう愛撫こそ密着してくれないと感情の高まりが伝わってこないんだけど・・・って思います。
2008/07/18(金) 15:11:03 | URL | 禁色 #Y8OzGqrU[ 編集]

>こういった感覚で作られたレズってどうよ?ってことであり、その象徴のとしても道具はイヤですねぇ。
>私も、男女セックスでは見られない繊細な性愛こそレズで表現すべき・・・否、それでなければレズとは思えないのです
 そのとおりです。アンナと花子、CROSS、あのメーカーの作品を「レズ」と言って欲しくないですよね。あそこは唯単に、「女同士が絡み合う」(絡み合うにもなっていないような気もしますが。「男が出ない」作品というべきでしょうか。)作品に過ぎないのですから。あれを「レズ」と言ってしまうところに様々な誤解と男性ファンの余計な期待を生んでしまうように思います。挿入しさえすれば良いとか、女性はレズに抵抗がないとか。

 男女作品の、男性本位の男性の独りよがりなSEX(女性がイクまでに抜いてしまうなど)、女性を単なる性欲の道具としか扱わないようなレイプ、ぶっかけ、中だしなどのプレイで乱暴に扱われるくらいならという思いで「女同士」の作品にモデルさんが出てくれているのかもしれません。とはいえ、その「女同士」の作品でもそれと変わらない作品が多くなっているのも事実ですが。それでも男女間で発生する性的危険性、傷害性はまだ少ないからでしょう。
 また、ノンケ女性だからこそ「女同士」の作品に出る妥協策として男性器状のものの挿入を取り入れているのかもしれませんが。
 
 私の理想は「男女セックスでは見られない繊細な性愛こそレズで表現すべき」といった挿入なしでの女性ならではの繊細な愛撫、同質肌の触れ合いの心地良さ(私事嗜好ながら、オッパイの擦りつけ合いなんてまさしく女同士でしか味わうことが出来ないものだと思うんですよね)など、レズの素晴らしさを体験することによってノンケの女性でも「レズの方が良いな」と思ってくれる女性が増えて欲しいのですけどね。
 「レズナンパ」ものも玉石混淆ありますが、Hanaさんへのコメントレスでも書きましたが、私が良かったと思える作品は、最後のインタビューで「女の子のほうが良い」とか「はまりそう」といったコメントを引き出すような作品ですね。それでも上で挙げたように、唯単に「男性が出ない」だけのプレイのものでは、出演女性に「これがレズだ」と思われても困りますし、結局はその絡みの内容なんですけどね。


密着の有無
 
多くのユーザーが求めるもの、制作者が最後にはイカさなくてはならない、はっきりとイッた様を見せなくてはならないという足かせが「道具を使ったり、膣をかき回してるだけ」になってしまうようにも思えます。
 私は無理にイカさなくても良いと思っているんですよね。もちろん、最後にはイってくれたほうが良いですが、それはあくまでも結果であって、目的ではありません。
 禁色さんも挙げてくださった「 貝合わせでの正常位の体勢 」でも実際は性器の接着は難しく、これでイクまでに至るには相当困難なのでしょうが、上になっている女性のお尻の側からのアングルもエロく感じますし、何よりもこれでキスすると自然に上半身も密着出来るという点で、何よりも愛し合っているんだというのが良く伝わってくるように思います。
 
 実は私はレズプレイの中でもキスしながらオッパイを擦りあわせるプレイに次いで貝あわせが好きな上位のプレイなんですが、以前は松葉崩しでの体勢も好きだったんですが、今では禁色さんと同じく上半身の接着もなければ満足出来なくなりました。正常位はもちろん、座位での貝あわせも好きです。
 しかし、私が常に挙げている「先輩と私」の26の最後の貝あわせは上半身は離れているものの、後輩役が寝転がり、先輩役が上体を起こして上から性器を押しつける感じで、まさに「貝を合わせている」というのがはっきり捉えられていますし、最後、後輩役の子がイキそうになると「止めちゃうよ」と言って動きを止め、再開して最後は一緒にイクというのは好きなシーンでした。

 「膣をかき回してる」も一見荒っぽいプレイかもしれませんが、身体が完全密着してキスもしていると愛情が伴って「お互いに快楽を貪り合っている」感じで、そこに凄くエロも感じますね。
 
 ちなみに、同時イキは嘘くさいから嫌だというご意見が多くあるのは承知しておりますが、私は否定的ではないんですよね。「一緒にイこうね」という言葉はなにか愛情を感じる私の「萌え」なセリフなんです。私は嘘でも良いから同時イキはあっても良いと思っています。しかし、制作者の方にはそこには拘らずに、別に無理に同時イキにしなくてもどちらかがイッてももう一方がイクまで続けてくれれば良いのだと思うんですけどね。でも、同時イキするかしないかに拘わらず「一緒にイこうね」というセリフはあって欲しいですねぇ(^_^;)
2008/07/21(月) 11:16:15 | URL | ずれずれ #-[ 編集]
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